テナント契約、面積の数字だけ見てると損するかも。実は“使えないスペース”ってあるんです!
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こんにちは、HomeAgenのあむです!
テナントを借りるとき、間取り図とか見ながら「お、100㎡もあるのか~!広くていいじゃん!」なんて思ったことありませんか?
実はそれ、「全部がまるっと使える広さ」じゃないかもしれません。
不動産の世界には「契約面積」と「実行面積」っていう、ちょっとややこしいルールがあるんです。
パッと見100㎡でも、実際に自由に使えるスペースは90㎡くらいだった…なんてこともよくあります。
今回はその「契約面積」と「実行面積」の違いについて、できるだけやさしく&ゆる~く解説していきます!
テナント探し中の人、これから契約しようとしてる人は、ぜひ読んでみてくださいね◎
✅ テナント契約でよく見る「〇〇㎡」って、実は全部が自由に使える広さじゃないんです。
契約書に書かれている「契約面積」と、実際にテーブル置いたり内装工事したりできる「実行面積(実使用面積)」は、けっこう差があることも。
この違いを知らずに契約してしまうと、「あれ?思ったより狭いぞ?」「内装が計画通りにいかない…」といった問題が出てきて、地味に損するパターンも多いんです。
なので、契約前にこの“面積のカラクリ”をちゃんと知っておくことが大事なんです◎
「契約面積」って何?
契約面積とは、その名の通り契約上の面積。
図面や契約書に載っている「このテナントは〇〇㎡ありますよ~」という、いわば“カタログ上の広さ”です。
ただ、ここで注意したいのが…
👀 契約面積には、“実際には使えない場所”も含まれてる場合があるってこと。
具体的には:
•壁の厚み(壁芯面積で計算されることが多い)
•共用の廊下や設備スペース
•柱や梁が大きく張り出してる部分
…こういうのも含めて〇〇㎡って言われることがあります。
で、何が問題かというと――
🏷 家賃はこの“契約面積”で決まる!
つまり、**「100㎡の家賃払ってるのに、実際使えるのは90㎡だった」**みたいなことが起きるわけです。
「実行面積」って何?
一方で実行面積は、実際に内装をしたり、什器を置いたり、スタッフが動けるリアルな使えるスペースのこと。
例えば:
•柱の内側から内側まで
•壁や出っ張り、機械室などを除いた“使える床面積”
•什器配置・通路・作業スペースを確保できる範囲
内装業者さんや設計士さんが「じゃあレイアウト組んでみましょうか~」っていうときにベースにするのは、こっちの面積です。
つまり、お店やオフィスの“使い勝手”を左右するのは、契約面積じゃなくて実行面積。
違いを知らないと、どう損する?
この「契約面積と実行面積の違い」を知らずにテナント契約すると、あとからけっこう困ったことになります。
たとえば…
💡① 思ったより狭い
「100㎡あると思ってたのに、什器を並べたらパンパンじゃん!?」
実行面積を確認してなかったばかりに、想定してたレイアウトが入らないってことが起きます。
レジカウンターが置けない、通路が狭い、スタッフがすれ違えない…みたいな現場あるある。
💡② 内装費が高くつく・工事がやり直しに
「この広さならこのくらいの工事費かな~」って思ってたら、実際の施工面積が狭かったり、柱の位置のせいで想定の工事ができなかったりして、追加費用やプラン変更が必要になることも。
特に設備系(給排水・空調など)は、再設計になると一気に高額になるケースも…。
💡③ 開業スケジュールに影響が出る
レイアウト変更や工事やり直しが入ると、当然オープンが遅れます。
それだけで家賃は発生してるし、開業の遅れ=売上の機会損失にもつながります。
💡④ 退去時のトラブル
「使ってなかった部分まで原状回復しろって言われた…」
契約面積に含まれてたけど、実際には使ってなかった共用部的なスペースでも、“契約上はテナントの一部”という扱いで修復義務があると言われるケースもあります。
💬 総じて言えるのは:
面積の“数字”だけ見て契約しちゃうと、じわじわ効いてくる“地味な損”が多いってこと。
特に初めてテナント契約する方や、コストに敏感な小規模事業者さんにとっては、見逃せないポイントです!
じゃあどうすればいい?~対策編~
「契約面積と実行面積が違うのはわかった。じゃあ、どうやってその差に気をつければいいの?」
ここからは、**“契約前にできる対策”**をゆるっと紹介していきます。
✅ 1. 面積の定義をちゃんと聞いてみる
まず、契約前に不動産会社さんに**「この面積って壁芯ですか?内法ですか?」って聞いてみましょう。**
ちょっと専門っぽくてドキドキするかもですが、大丈夫。普通に聞いてOKです。
ここで「内法です(壁の内側)」と言われたら実行面積に近いし、「壁芯です(壁の中心まで含む)」と言われたら、ちょっと狭くなるかもって意識を持てばOK。
✅ 2. 内見のときは“体感”と“実測”を大事に
内見のとき、なんとなくの印象だけで広さを判断しがちなんですが――
できればメジャー持って行って、ざっくりでいいから測ってみてください。
「ここにカウンター置けるかな?」
「この柱、けっこう出てるな」
…っていう感覚、めちゃくちゃ大事です。
できれば、内装をお願いする予定の業者さんにも**“現地調査(現調)”**をしてもらうのがベスト!
✅ 3. 図面だけじゃなく、現地+実行面積ベースでレイアウトを考える
設計段階では、**“契約面積ベースの図面”じゃなくて、“実際に使える面積ベース”**でプランを組むのが◎。
図面で見たときはバッチリだったのに、実際に組んでみたら「柱で棚が入らないじゃん!」なんてこと、よくあります。
とにかく、**「図面≠使えるスペース」**だと思っておくと安心。
✅ 4. 契約書や重要事項説明書の内容もチェック
「面積の定義」や「共用部の扱い(専有かどうか)」が契約書に書かれてることもあるので、そこも見落とさないように。
わからなかったら「ここって専有面積なんですか?」って聞いちゃいましょう◎
まとめ:
ひとことで言うと?
📌 「契約面積の数字だけ見てると損するかも。実際に“使えるかどうか”をちゃんと見てから決めよう」
テナント契約って、つい「広さ」「立地」「家賃」だけで決めがちですが、
実はこの「面積の見え方」が地味~に大きな差になってきます。
契約前のひと手間で、あとからのトラブルもコストも避けられるので、
ぜひ【実行面積】という考え方を頭の片隅に置いてみてくださいね。
「数字に惑わされず、使えるかどうかを見よう」
それが、損しないテナント契約のコツです◎

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