店舗ビルに“エレベーター”がないとどうなる?
お客様とスタッフの導線から考える、物件選びの落とし穴
テナント探しでは、間取りや家賃、立地などの条件に目が行きがちですが、**「そのビルにエレベーターがあるかどうか」**は意外と見落とされがちです。
一見、些細なように見えるこの要素。ですが、実際の営業や運営に大きな影響を与えることが少なくありません。
エレベーターなし=集客力に直結するケースも⁉️
例えば、2階・3階の店舗を検討している場合、エレベーターがないだけで集客に影響することがあります。
特に以下のような業種では、階段しかない構造がマイナス評価になることも。
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ご年配の利用が多い飲食店や整体院
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ドレスアップして来店される美容室・ネイルサロン
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ベビーカー利用のある親子向け店舗
「ちょっと面倒だから別の店にしよう」と判断されてしまえば、機会損失にもつながります。
スタッフの“導線ストレス”も見逃せない💦
一方で、日々そのビルで働くスタッフ側の負担も無視できません。
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毎日の備品の搬入・搬出
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重たい荷物の運搬
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ゴミ出しやケータリングの導入
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体調不良時やヒール着用時の階段移動
これらがすべて「階段のみ」の環境となると、体力・時間の消耗が積み重なり、離職や不満につながるリスクも出てきます。
「ビル構造」は業種に合わせて精査を📝
もちろん、すべての店舗にエレベーターが必要とは限りません。
むしろ、以下のような場合は**「階段物件」でも十分適している**ことがあります。
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若年層をターゲットにしたカジュアルなバーや古着屋
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コンパクトなスペースで人の出入りが少ない事務所系テナント
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ショールーム・展示スペースとしての短期利用
大切なのは、「自店の業種・業態において、どのような人がどのように来店するか?」という導線設計の視点から物件を判断することです。
エレベーターの有無=コストにも影響する?
ちなみに、エレベーター付きのビルは一般的に共益費や管理費が高くなる傾向があります。
ですが、導入済みであれば上記のデメリットを回避でき、結果的にはスタッフ満足度やお客様の利便性の向上という“見えないメリット”に繋がります。
まとめ:導線の設計から“エレベーター”の重要性を見直そう
テナント選びは「見た目」や「立地」だけでは判断できません。
“導線”という視点からビルの設備を見ると、思わぬ落とし穴が見えてくることもあります。
HomeAgentでは、業種や店舗スタイルに合わせた物件提案を行っています。
「こういう業態だけど、このビルどうだろう?」というご相談も、お気軽にどうぞ☺️

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