物件契約は待って!出店前に損益分岐点をシミュレーションする理由

「この物件、立地も雰囲気も理想的!空いているうちに契約したい✨」

そう思える物件に出会えると、早く決断したくなりますよね。しかし、物件を先に決めてしまうと、開業後に「思ったより売上が必要だった…」と資金繰りに悩むケースも少なくありません。だからこそ、契約前に一度考えておきたいのが「損益分岐点」です。

損益分岐点とは、「赤字にも黒字にもならない売上」のことです😊 家賃や人件費、水道光熱費などの毎月かかる固定費をもとに、「最低でも毎月いくら売り上げる必要があるのか」を把握するための目安になります。

例えば、家賃が少し高い物件でも、人通りが多く十分な売上が見込めるなら選択肢になります。一方で、「人気エリアだから」という理由だけで契約すると、毎月の固定費に売上が追いつかず、経営を圧迫してしまうこともあります💡

難しい計算をする必要はありません。まずは、毎月かかる固定費を書き出してみましょう。家賃、人件費、水道光熱費、通信費、リース料などを合計し、その金額を上回る売上が必要になります。さらに、原価や利益率も考慮すると、より現実的なシミュレーションができます📊

また、物件を比較するときにも役立ちます。家賃が月3万円高い物件なら、その3万円を回収するために、どれだけ売上を増やす必要があるのかを考えてみましょう。数字で比較すると、「駅に近いから」という感覚だけでは見えなかった判断材料が増えてきます。

もちろん、売上は予想どおりにいかないこともあります。そのため、理想の売上だけではなく、「少し売上が少なかった場合でも営業を続けられるか」という余裕を持った計画を立てることも大切です🌱

物件選びは、見た目や立地だけで決めるものではありません。契約前に損益分岐点をシミュレーションしておくことで、「この家賃なら本当に経営できるか」を冷静に判断できます。物件に合わせて事業を考えるのではなく、事業計画に合った物件を選ぶことが、長く続くお店づくりへの第一歩になるでしょう。

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